三十六の眼鏡橋(熊本県植木町)             
■架橋 嘉永3年(1850年)
■規模 不明
■石工 吉平
 植木町清水地区、県道3号南関植木線沿い、北側のちょっと下の方に鳥居が見えます。
 同じ植木町の小野の泉水公園に架かる眼鏡橋と同じ石工吉平が造っただけに、石橋の大きさや形がよく似ています。
 かつては近くの大清水川に架かり、熊本から小倉に至る筑前街道の重要な石橋でした。参勤交代にも利用されたそうです。
 アーチの造りがとても丁寧です。
 昭和59年、河川改修工事のため、この場所に移設されました。
 この親柱も改修工事の際に造られたものです。
 あいにくの雨模様でしたが、紅白の梅の花がかえって鮮やかに見えました。

撮影日 2007年2月17日